まんてんえがお本社茂呂父です。
本社の近く、毛長川沿いに、ジャーマンアイリスの会が花壇を作っていますが、そこに龍舌蘭が植栽されています。
大きな樹の右側のひょろ長い植物です。この龍舌蘭が、いま、数十年に1度の花を咲かせています。よく見えないと思いますが、釣鐘型の白い花です。
イメージとしては、
こんな感じです。
これでもよく見えないかな。
龍舌蘭は、学名 Agave americana (青の竜舌蘭)といいます。Agave(アガベ)は、 ギリシャ語の 「agaue(高貴な、貴族)」 が語源で、「アメリカの高貴な」といった感じですね。
ふつうよく知られる竜舌蘭は、「青の竜舌蘭」と呼ばれるもので、葉の形を竜の舌に見立てた名前ですね。地面近くの”葉”はすごく固く、巨大なトゲがたくさんあります(痛い!!)。
葉のしぼり汁を醸造してテキーラが作られます(飲みたい)。
花はめったに咲かないそうで、ニューッと5m以上の花柱が伸びてくると、
「70年に一度しか咲かない花が咲く!」
ということでマスコミにとりあげられ、話題になるくらいです。
花が咲くとそのあとで枯死してしまいます。でも枯死する寸前に子株を根元のところに作っておき、しっかりと子孫を残すそうです。
リュウゼツラン(アガベー)の花言葉とは?
生涯1度しか花を咲かせないことにちなんで、「繊細」という花言葉がつけられました。また、貴婦人という花言葉は、ゆっくりと生長する姿が高貴なプライドを感じさせることに由来すると言われています。