またまた、まんてんえがお本社茂呂父です。

3月27日夜、草加市訪問介護事業所連絡会の研修会、総会が草加市文化会館で開催されました。

研修会は、「笑いの教室」と題して、クォーターヴィレッジ理事の南波律子さんが、笑いの効用と笑顔でコミュニケーションのお話を全身を使った笑いの実演とともに語ってくれました。

笑いの教室

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5歳児が1日平均200回~400回笑うのに、成人の平均は1日15回と言われるそうです。70代では1日に2回程度しか笑わないそうです。

なぜ年齢を重ねるにつれて笑わなくなるのか。これについては、ストレス説が有力です。年齢とともにストレスが増え、笑えなくなるということです。

脳機能と「笑い」は密接に関係していて、「ほぼ毎日笑う人」と「ほとんど笑わない人」では、後者のほうが1年後の認知機能の低下が大きいという調査結果が出ているそうです。

1日100回笑うと15分間のエアロバイクをしたのと同等の運動効果があることが分かっているそうです。また、「微笑み」や「笑顔」は脳をリラックスさせますが、意識的に声を出して笑うほうが脳だけでなく全身に与える運動効果が高いといえます。爆笑すると横隔膜を上下させ、腹式呼吸と同じ効果をもたらします。最近流行の「笑いヨガ」もそれを狙ったものだそうです。

さらに、それが心からの「笑い」でなくても、心身に与える影響には大差ないことも分かっているそうです。例えば、笑いながら万歳すると、たとえ気持ちが沈んでいても体は「万歳する=嬉しいことがあった」と記憶しているため、瞬時に体に良い影響を与えるこということです。
「笑い」は、ストレスを解消し、生活習慣病を予防し、病気を遠ざける「良薬」といえそうです。

南波さんは私たちを随所に笑わせながら、楽しく熱く語ってくれました。

総会風景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

研修会終了後、連絡会の年次総会が行われました。

平成28年度は3回の充実した研修会と他団体や市開催の研修会への参加呼びかけ、ヘルパーに役立つ事例検討のワークショップなど、今年の役員さんは本当にがんばってくれました。

ひいらぎは、今後も連絡会の各行事に積極的に参加し、その報告を行っていきます。