まんてんえがお本社の茂呂父です。
9月27日(水)午前9時から、草加市瀬崎の就労支援型放課後等デイサービス開設予定地を会場に、株式会社ひいらぎ全職員会議を開催しました。
外側階段を上った2階です。1階は、就労支援B型作業所を開設します。
この日のテーマは、株式会社あしたのチームで、株式会社ひいらぎの新人事評価制度の設計・構築を担当するスタッフ、山本愛里沙さんより、その制度の概要をレクチャーいただき、実施に当たっての社員・ヘルパー・職員の認識を持っていただくための会議でした。
会議冒頭、社長が、この人事評価制度を導入しようと思ったその「思い」について、諄々と語りました。5歳の子を幼稚園に預ける・託す思い、障がいを抱えた母をヘルパーさんに託す気持ち、自分自身が通風で苦しんだときに気遣ってくれた両親や職場の人たち、自分の生活を委ねる気持ち、自分自身は障がい者の思いを100%は理解できないとしてもそうした思いをもった経験によってかなり近づけたのではという思いがある。
僕たちは、「まんてんえがお」というコンセプトを掲げて活動しているのだから、堂々と自信を持って受け止めていかなければならない。
地域でNo.1をめざしていかなければならない。そう真剣に考えることができるようになった。いまのひいらぎ、まつりかの体制だからこそもっと上を見ることができると考えるようになった。
そして、だからこそもっと成長ができる仕組み作りをする決断をした。ぜひ、皆さんととともに、地域でもっともっと愛される会社作りをしていきたいと思っているので、そのための1つの施策としての新人事評価制度をへの理解をお願いしたい、と訴えました。
続いて、山本さんです。
難しい人事評価の制度の仕組み、目標項目、評価のための指標をできる限り簡易に分かりやすくを気にかけご説明をいただきました。
特に制度の根幹となる行動目標(コンピテンシー)、スキル目標、数値目標(MBO)について、骨格と実際の評価のための留意点について解説いただきました。
株式会社ひいらぎは、本年10月から、この新人事評価制度を導入し、がんばってくれる人がそのがんばりに応じて処遇される成長のための人事施策にチャレンジします。
人によっては、評価されること自体が好きでないという方もおられるかもしれません。
しかし、そこでとどまっているのでは、前進も成長も期待できません。従来から、同僚・上司は評価はしているのですが、それが処遇には反映されてきませんでした。がんばる人にとっては、そのこと自体が不平等・不公平です。
評価が評価のための評価に終わらないよう、評価者も被評価者も成長していく、そうした制度の充実をめざして、全社で努力していきたいと思います。
本日は、全体で40名弱の参加で、全職員の半数を少し上回る程度の参加となりました。
これから、制度の開始と順調な滑り出しに向けて、今回出席できなかった人への徹底を含めて努力していきたいと考えています。