まんてんえがお本社の茂呂父です。

4月27日(金)午前9時30分から11時30分まで、草加市アコスホールで株式会社ひいらぎ主催による講演会が開かれました。

十分な周知宣伝期間も取れない中で、ひいらぎ、まつりかの利用者様のご家族や関連事業所の皆様など120名を超える参加者で、盛会裏に終えることができました。

 

 

アコスホールロビーでの受付風景です

当日は、好天にも恵まれ、続々と参加いただいた受付の風景です。

社員総出で役割分担をし対応しました。

やはり一番多い参加者は、放課後等デイサービスの児童のお母様たちであったように思われます。

先生が示した演題は、「障害のある子の家族が知っておきたい『親なきあと』~『親あるあいだ』の準備」というものでした。

児童のお母様たちが知りたくてもなかなか知る機会のないテーマで、本当に地域全体に周知してたくさんの方に参加をいただきたかったのですが、その点は反省点となりました。

先生は、1961年生まれですから、57~58歳といったところでしょうか、2014年に行政書士を開業すると同時に「親なきあと」相談室(http://www.oyanakiato.com/)を開設されました。

ホームページのプロフィール欄に先生の思いが語られていますので、ご紹介します。

「私がこの行政書士事務所を立ち上げたのは、サイト名にもあるように、知的障害の子供をもつ親御さんの共通の悩みである「親なきあと」のことを一緒に考え、早くから対策をしていただけるようご提案するためです。今の悩みをお話しいただくことで、現時点では何ができるのか、どうすればいいのかをご提案し、少しでも将来の不安をやわらげることができれば幸いです。ぜひお気軽にご連絡ください。」

さあ、開会です。

当日は、社長の交流があり、今回の先生もご紹介いただいたプルデンシャル生命保険株式会社のスタッフのご協力をいただき司会も担

当していただきました。

先生のプロフィルです。

行政書士:渡部 伸

福島県立会津高等学校、慶應義塾大学法学部法律学科卒業
前職は出版社勤務。女性向け雑誌の営業、編集、海外・デジタル事業などを担当。
2級ファイナンシャルプランニング技能士、2級福祉住環境コーディネーター、個人情報保護士
東京都行政書士会世田谷支部所属、登録番号第14080491号
世田谷区区民成年後見人養成研修修了

 

娘さん二人、次女さんが25歳重度の知的障害だそうです。世田谷区手を繋ぐ親の会の副会長もされているそうです。

著書も(主婦の友社刊)発売されていて
☆障害のある子の家族が知っておきたい『親なきあと』

☆障害のある子が『親なきあと』にお金で困らない本

です。当日受付で割引販売が行われ、私も購入し、現在精読中です。

講演は、冒頭からショッキングな老障介護の悲劇から始まりました。

起きてはいけない親の子殺し、無理心中のような悲劇は本当にメディアに取り上げられていないだけで沢山起きてしまっているようです。

大袈裟な極端な表現になりますが、その最悪な事態だけは回避しなければならない

そうならないためにも含めての準備が必要と先生は語ります。

講演が始まりました。

残念ながら『親なきあと』の心配が無くなるほどの社会資源はわが国にはありません。

でも、社会との接点があれば、どこかで救ってもらうくらいの福祉の体制はある。

法制度やサービスは変化し続けている。今が不満な状態でも、ベターな社会になる可能性はある。子どもが少しでもより質の高い生活を送れる為にも

地域で住める、生きていける為の福祉サービスの知識と情報を得るようにしようにしよう。

先生のお話、本当に熱弁でしたよ。

当日の講演すべてを録画していますから、当日参加できなかったけど、ぜひ知りたいという人は、後数日経ったら、株式会社ひいらぎに連絡してください。