ムーミンです(笑)
先日、ゲームセンターで、クレーンゲームの景品のムーミン(正確にはパパとママ)のぬいぐるみが目に留まりました。
そして吸い寄せられフラフラと…
『パパとママ、ペアで取ってやろうじゃないの!』と、また良くない癖が出てしまい…
結局パパ、ママ両方のぬいぐるみをgetしましたが、いくらの買い物になったのかはここでは言えません(-_-;)
今回はこのクレーンゲームのお話……ではなく、ムーミンについてお話したいと思います。
皆さんは、ムーミンというとどのようなイメージをお持ちですか?
私は少し以前まで、こんな風に誤った認識を持っていました↓↓
・ムーミンといえば昭和版の日本のアニメ(平成版のアニメもありましたが、同じように思われた方は、私と同様ある程度のお歳の方ですね(^_^;)原作はフィンランドの小説です)
・ムーミンはカバ(ムーミントロールという妖精です)
・ムーミンのガールフレンドの名前はノンノン(こちらも昭和版日本アニメのみの名前で、原作で名前は設定されておらず、スノークのお嬢さんと呼ばれています)
・ムーミンなんて子供が好きなキャラクター(グッズは大人っぽいお洒落なデザインのものが多く、北欧ブームと相俟って今や大人女子にも大人気です)
このように、ムーミンに対して勘違いだらけだった私が、どのように正しい知識を得たのかというと…
昨年は作者であるトーベ・ヤンソンさん生誕100周年、今年はムーミン70周年と記念のイベントが各地で数多く開催され、また2017年には埼玉県にムーミンのテーマパークが建設される予定である事等も大きく取り上げられたりする他、ムーミンショップやムーミンカフェ(ソラマチにあるムーミンカフェには私も行った事があり、以前ブログに載せています)等も続々と出店し、ムーミンが話題になる中で少しずつムーミンを知る事となりました。
それにしても…ムーミンの世界は奥が深い!!
知れば知るほど、決して子供向けではないと感じます。
絵本等もあり、基本は子供向けの物語かもしれませんが、ある意味ムーミンの物語は大人向けと言っても良いかもしれません。
各キャラクターのセリフは本当に深く、心に響くものがあります。
どこか哲学的なものが多く、名言ばかりです。
特にリトルミイとスナフキンの言葉は心に刺さります(ちなみにこの2人は異母姉弟らしいです)。
ここでその内容をあげるときりがないので、興味のある方は調べて頂くか、または名言集の書籍もいくつかあるようなので、そちらで見て頂ければと思います。
きっと、色々と感じられるのではないでしょうか?
幼い頃からムーミンの絵本を読んでいたのであれば、その頃には『可愛い』『絵が綺麗』『面白い』と表面的にしか捉えられなかったものが、きっと大人になった時には異なった捉え方が出来るでしょう。
その奥深い世界観に気付くはずです。
私は仕事で子供たちと接していますが、ムーミンの物語は、豊かな感性を育むのに本当に適していると感じます。
キャラクターのセリフの意味が分からなくても、元気で心優しい主人公の男の子ムーミンと、その仲間たちが登場するムーミン谷の、ほのぼのとした空気感や、優しい雰囲気等を感じられると思います。
子供であれば、その温かな世界に触れるだけで、充分何かを得られるのではないでしょうか。
親子でムーミン…良いと思います!
ちなみに、私が好きなキャラクターはクールでカッコイイ、スナフキンです。
スナフキンのように旅をして、釣りをして、気ままに過ごす生活、憧れます。
でも、現実はそうはいきません。
スナフキン⇒『生きるって事は平和な事ではないんですよ』
苦しい事、辛い事、困難は多々ありますが、それが生きているという事。
それを心に刻んで、日々頑張っていこうと思います。
それにしても、昨年までは単純に〝カバとその仲間たちのアニメ〟と思っていたムーミンの世界がこんなにも深く、私の心に響くなんて…思いもよりませんでした(^_^;)
お腹がムーミンのようになりつつある細野でした。