まんてんえがお本社の茂呂父です。
5月31日午後、埼玉県福祉監査課主催の障害福祉集団指導に参加してきました。
会場は、春日部地方庁舎の大会議室です。居宅介護、重度訪問介護、同行援護、行動援護のサービスを提供する事業所が対象です。
児童発達支援や放課後等デイサービスは、また別途開催されます。
何故、福祉監査課が主催するのでしょう。それは、福祉を提供する事業所が、安全で衛生的な環境で、適正な運営を行うよう、指導することが目的だからです。
当日は、障害者虐待防止法の解説や障害福祉サービス事業所が適正な運営を行うための留意事項について、障害者支援課から懇切な説明が行われ、県の労働局からは、労働関係法令遵守のポイントが説明されました。
メインは、福祉監査課による、集団指導や実地指導・監査についての説明です。
説明は平成29年度版の障害福祉サービス事業所の「自主点検表」に基づいて、利用者の人権擁護や虐待防止、サービス提供者やサービス提供責任者の必要資格や人員基準、運営に関するさまざまな基準、行動援護や同行援護のサービスの特徴と対応策などについて、説明が行われました。
参加対象は、草加市や八潮市など、8市町です。中には、よく顔を合わせる事業所の管理者やサービス提供責任者がいました。
また、説明は、実地指導の流れや事前・当日に準備すべき資料などについても詳しく話されました。
最後に、同行援護や行動援護は、平成30年3月31日まで、サービス提供者やサービス提供責任者の要件が、経過措置として緩和されていますが、この経過措置が終了する見通しであること、したがって、期日までに、必要な研修の受講を修了するよう要請がありました。
ひいらぎ、ひいらぎ足立もこの要件に対応するよう、すでにサービス提供責任者は要件を満たしていますが、サービス提供者の受講を順次計画的に進めています。