まんてんえがお本社茂呂父です。1ヶ月ご無沙汰しました。

関連グループのNPO法人JIA(Japan Imrovement Association)が本格的に稼動を始めました。

これまで細々と開催してきた「こども食堂」に加えて、3月1日に就労支援型放課後等デイサービス、4月1日に就労支援B型事業所を開業すべく、指定申請やそのための条件整備を全力で進めてきました。

今週23日に県の現地調査で放課後等デイサービスの指定の最終判断が行われます。

放課後等デイサービスのスペースは、通所の子どもたちを今かと待っていますし、新津所長をはじめ、スタッフも構想とプランを膨らませています。

高校生高学年の子どもたちが、一般就労や就労支援事業所にスムーズに移行できるよう、教育や訓練、実習が主体となる全国でもまだ数少ない放課後等デイサービスになります。

実際に活動が始まるとどんな景色になるのか、楽しみですし、JIAらしい、「あある」らしい特色をどのように打ち出し成果を挙げていくか、緊張もし、楽しみでもある日々です。

そして就労支援事業所です。就労支援B型事業とは、障害者総合支援法(旧 障害者自立支援法)に基づく就労継続支援のための施設です。

現時点で一般企業への就職が困難な障がいをお持ちの方に就労機会を提供するとともに、生産活動を通じて、その知識と能力の向上に必要な訓練などの障がい福祉サービスを供与することを目的としています。

B型は雇用契約を結ばず、利用者が作業分のお金を工賃としてもらい、比較的自由に働ける”非雇用型”の事業所です。

対象者は、就労移行支援事業所等を利用したが、一般企業等の雇用に結びつかない人や、一定年齢に達している人などであって、就労の機会等を通じ、生産活動にかかる知識及び能力の向上や維持が期待されると言えます。

具体的には次のような例が挙げられます。

就労移行支援事業を利用した結果、B型の利用が適当と判断された方とは、一般企業やA型事業所による雇用の場が乏しい地域または、就労移行支援事業者が少ない地域において、協議会などからの意見に基づいて一般就職への移行が困難と市区町村が判断した方(2015年<平成27年>3月31日までの経過措置)です。

なぜ、これまで事業を継続拡大してきた株式会社ひいらぎでなく、特定非営利法人(NPO)を立ち上げてまで行うのか。、目的は、工賃の底上げ、地域の活性化なので、事業の収益はめざしていません。

NPOらしい、地域に根ざした、地域から喜ばれる事業として発展させていきたいとグループ全体で意気込みを持って開業の準備を行っています。

写真のように、ようやくフロアーの枠組みができつつある工事状況ですが、工事の進展を待たずに構想を膨らませていきます。